さわ‐ふたぎ【沢蓋木】
ハイノキ科の落葉低木。山地の沢近くに生え、高さ約2.5メートル。葉は倒卵形。5月ごろ、白い小花が密生して咲く。実は熟すと藍色になる。にしごり。
さわ‐べ【沢辺】
沢のほとり。
さわ‐みず【沢水】
沢にある水。沢を流れる水。
さわむら【沢村】
姓氏の一。 [補説]「沢村」姓の人物沢村栄治(さわむらえいじ)沢村宗十郎(さわむらそうじゅうろう)沢村田之助(さわむらたのすけ)
さわむら‐えいじ【沢村栄治】
[1917〜1944]プロ野球選手。三重の生まれ。プロ野球草創期に、速球を武器に巨人軍のエースとして活躍。昭和11年(1936)日本プロ野球初のノーヒット・ノーランを達成。第二次大戦で戦死。「沢...
さわむら‐しょう【沢村賞】
プロ野球で、そのシーズンに最も活躍した投手に贈られる賞。沢村栄治の功績をたたえて、昭和22年(1947)に制定。当初はセントラルリーグのみが対象だったが、現在はパシフィックリーグの選手にも贈られる。
さわやなぎ‐まさたろう【沢柳政太郎】
[1865〜1927]教育家。長野の生まれ。貴族院議員。文部次官を経て、東北大・京大総長を歴任後、帝国教育会会長となる。大正6年(1917)成城小学校を創設、子供の自発的活動を重んじる新教育運動...
さわ‐やま【沢山/多山】
[形動ナリ]《「沢山(たくさん)」の訓読み。江戸時代、多く女性が用いた語》数や程度のはなはだしいさま。たくさん。たいへん。「—にかろき奉公人に、大壁六平といへる男あり」〈浮・武道伝来記・四〉
さわ‐らん【沢蘭】
ラン科の多年草。中部以北の山中の湿地に自生。高さ約20センチ。1枚の葉と1本の花茎とを出し、夏、紅紫色の花を横向きに開く。あさひらん。
さわ‐るりそう【沢瑠璃草】
ムラサキ科の多年草。山地の木陰に生え、高さ30〜50センチ。夏、るり色の花を総状につける。