ゆたん‐づつみ【油単包み】
昔、旅人などが持った油単で包んだ携行品。
ゆ‐だん【油断】
[名](スル)たかをくくって気を許し、注意を怠ること。「—なく目を配る」「—してしくじる」 [補説]「北本涅槃経」二二の「王、一臣に勅す、一油鉢を持ち、由中を経て過ぎよ、傾覆することなかれ、もし...
油断(ゆだん)大敵(たいてき)
油断は失敗のもとであるから、大敵である。油断して失敗を招くのを戒めた言葉。
油断(ゆだん)は怪我(けが)の基(もと)
けがは、ちょっとした油断がもたらすから、気を許してはいけないということ。
油断(ゆだん)も隙(すき)もな・い
少しも油断することはできない。油断がならない。「相手は策士だから—・い」
ゆちょう【油徴】
原油の存在を示す徴候。地表の原油の滲(にじ)みや、海面に浮かぶ油膜など。
ゆ‐てき【油滴】
1 油のしずく。 2 「油滴天目」の略。
ゆてき‐てんもく【油滴天目】
天目茶碗の一。黒釉(こくゆう)地に油滴に似た銀色または金白色の斑文(はんもん)が表れたもの。中国の建盞(けんさん)のものが有名。
ゆ‐てん【油点】
ミカン科・オトギリソウなどの葉にみられる半透明の小さな点。細胞間隙または細胞内に油滴がたまったもの。
ゆ‐でん【油田】
石油を産出中の区域。また、石油鉱床の存在する地域。「海底—」