さざなみのやしゅう【泊洦舎集】
江戸後期の私家集。8巻。清水浜臣(しみずはまおみ)の詠歌を、子の光房が編集したもの。文政12年(1829)刊。泊洦舎は浜臣の家号。
とまり【泊(ま)り】
《「止まり」と同語源》 1 泊まること。宿泊すること。また、泊まる所。宿屋。 2 宿直。 3 船つき場。港。
とまり‐あけ【泊(ま)り明け】
宿直の勤務が終わること。また、宿直をすませた翌日。あけばん。
とまりおる【泊居】
ロシア連邦の町トマリの、日本領時代の名称。
とまり‐がけ【泊(ま)り掛け】
行った先で泊まる予定で出かけること。「—の出張」
とまり‐こみ【泊(ま)り込み】
仕事などのために、出先に宿泊すること。
とまり‐こ・む【泊(ま)り込む】
[動マ五(四)]帰宅せずに他所に泊まる。「仕事で会社に—・む」「病院に—・んで看病する」
とまり‐はつでんしょ【泊発電所】
北海道の海岸部、古宇(ふるう)郡泊村にある、北海道電力の原子力発電所。平成元年(1989)に運転開始した1号機をはじめ三つの炉がある。すべて加圧水型。→原子力発電所[補説]
とまり‐ばん【泊(ま)り番】
宿直。また、その当番。
とまり‐やま【泊(ま)り山】
鷹狩りで、未明に鷹を放つため、前夜、山中に宿泊すること。泊まり狩り。《季 春》「—月出でて峰のたたずまひ/虚子」