う‐ちゅう【雨注】
[名](スル)矢・弾丸などが、雨の降るように盛んに飛んでくること。また、盛んに浴びせること。「弾丸—の際に成就仕り候ものにて」〈染崎延房・近世紀聞〉
かん‐ちゅう【冠注/冠註】
「頭注(とうちゅう)」に同じ。
かん‐ちゅう【勘注】
調査して記録すること。また、その文書。
かん‐ちゅう【灌注】
[名](スル)そそぎかけること。そそぐこと。
がい‐ちゅう【外注/外註】
[名](スル)会社などで、仕事の一部を、外部に注文してさせること。「一部の部品の製造を—する」
ききょ‐ちゅう【起居注】
中国で、天子の側近にいて、その言行を記録すること。また、その官職や、記録された文書。
きゃく‐ちゅう【脚注/脚註】
書物などの本文の下に付された注。フットノート。⇔頭注。
きん‐ちゅう【筋注】
「筋肉内注射」の略。
くん‐ちゅう【訓注/訓註】
難解な字についてその意味や読みなどを注したもの。訓釈。
ぐもんけんちゅう【愚問賢注】
南北朝時代の歌論書。1巻。頓阿(とんあ)・二条良基(よしもと)著。正平18=貞治2年(1363)成立。良基の問いに頓阿が答える形式で、歌の本質・風体・本歌取りなどについて説いたもの。