しん【津】
[常用漢字] [音]シン(呉)(漢) [訓]つ 〈シン〉 1 舟着き場。渡し場。「津渡/河津・入津・要津」 2 体から出る液体。つば・汗など。「津液」 3 次々とわき出てうるおす。「興味津津」...
しん‐えき【津液】
つばき。唾液(だえき)。また、体液。
しん‐しん【津津】
[ト・タル][文][形動タリ]あふれ出るさま。次々とわき出るさま。「興味—たる話」
しん‐りょう【津梁】
1 渡しと橋。また、渡し場の橋。 2 物事の橋渡しとなるもの。つて。手だて。 3 仏語。仏徳や仏の教えをたとえた語。衆生(しゅじょう)を救って彼岸に渡す意からいう。
つ【津】
1 船が停泊する所。また、渡船場。ふなつき場。港。「三箇(さんが)の—」「海上(うなかみ)のその—をさして君が漕(こ)ぎ行かば」〈万・一七八〇〉 2 港をひかえて、人の多く集まる所。また一般に、...
つ【津】
三重県中部、伊勢湾に面する市。県庁所在地。もと藤堂氏の城下町。県行政・文教の中心地。古く、安濃津(あのつ)と称し、三津(さんしん)の一。平成18年(2006)1月、久居(ひさい)市や周辺8町村と...
つがる
青森県西部にある市。津軽半島西岸の七里長浜に沿う穀倉地帯。平成17年(2005)2月に木造(きづくり)町、森田村、柏村、稲垣村、車力(しゃりき)村が合併して成立。人口3.7万(2010)。
つがる【津軽】
青森県西半部地域の称。 太宰治の紀行文的小説。昭和19年(1944)、小山書店「新風土記叢書」の第7巻として刊行。
つがる‐かいきょう【津軽海峡】
本州と北海道との間の海峡。太平洋と日本海を結ぶ。海底を青函(せいかん)トンネルが通る。
つがるかいきょう‐せん【津軽海峡線】
青森から函館に至るJR線の通称。本州と北海道を結ぶ青函トンネルの開通により昭和63年(1988)開業。函館本線・江差線・海峡線・津軽線にわたり運行される。全長160.4キロ。