れんよう‐けい【連用形】
国文法で活用形の一。活用する語の語形変化のうち、文中で文を中止するときの形。また、文語では助動詞「き・けり・たり」など、口語では助動詞「た」などを伴って用いられ、形容詞の場合には連用修飾語にもな...
ろ
[間助]上接の語句を強調し、感動の意を添える。 1 (文中用法)連用修飾語に付く。「児ろが上に言(こと)を—延へていまだ寝なふも」〈万・三五二五〉 2 (文末用法)活用語の終止形・命令形に付く。...
ろう
[助動][〇|〇|ろう|ろう|〇|〇]《推量の助動詞「らむ」の音変化》活用語の終止形・連体形に付く。推量の意を表す。…だろう。「さぞほねこそをれるらうとおもうて」〈虎清狂・鏡男〉 [補説]主に室...
ロック‐イン【lock-in】
《鍵をかけて閉じ込める意》製品の仕組みやサービスの活用技術などを、ある企業の仕様に固定化すること。また、それによって顧客を囲い込み、他製品・サービスへの移行を困難にさせること。→ベンダーロックイン
わ
[終助]活用語の終止形に付く。 1 主に女性が用いて、軽い決意や主張を表す。「もう忘れてしまった—」「わたしも出席する—」 2 驚き・感動・詠嘆の意を表す。「まあ、きれいだ—」「水は出ない—、電...
わい
[終助]《終助詞「わ」+終助詞「い」から》活用語の終止形に付く。感動・詠嘆の意を表す。「ちと飲みすぎた—」「見てはおられん—」→い[終助]「おのれに印可を譲る事ならぬ—」〈伎・幼稚子敵討〉 [補...
わいの
[終助]《終助詞「わい」+終助詞「の」から》活用語の終止形・連体形に付く。感動を込めて念を押す意を表す。…(だ)よねえ。…(だ)よな。「ほんに目もとが似た—」〈浄・冥途の飛脚〉 [補説]中世末ご...
わい‐やい
[連語]《終助詞「わい」+終助詞「やい」。近世初めごろの語》活用語の終止形・連体形に付く。感動・強調を表す。…(の)だよ。…(の)だぞ。同輩・目下の者に対して用いられた。「おのれはな、三が日の内...
わ・う
[接尾]《動詞五(四)段・下二段型活用。動詞「はう(延う)」から出た語という》名詞またはそれに準じる語に付いて、その状態が進展する、または、その状態を進展させる意を表す。「あじ—・う」「にぎ—・...
わき‐て【分きて/別きて】
[副]《四段活用動詞「わ(分)く」の連用形+接続助詞「て」から》「わけて」に同じ。「—この暮こそ袖は露けけれ」〈源・葵〉