ながれ‐も【流れ藻】
海面付近に浮かんで漂流する海藻や海草。日本周辺ではホンダワラ類が多く、海流に乗って移動し、魚類の産卵場や稚魚の隠れ場所としても利用される。
ながれ‐もの【流れ物】
1 水の中を流れる物。 2 質流れとなった物。
ながれ‐もの【流れ者】
土地から土地へと流れ歩く者。渡り者。
ながれ‐や【流れ矢】
目標からそれて飛ぶ矢。それ矢。
ながれ‐やま【流れ山】
火山が山体崩壊を起こし、岩石が山麓(さんろく)に流下してできる地形。高さ数メートルから数十メートルの小丘が点在するもので、磐梯山北麓や九十九島などにみられる。
ながれ‐ゆ・く【流れ行く】
[動カ五(四)] 1 水などがある方向へ移動していく。「大河が—・く」 2 物事が移り変わっていく。「時代が—・く」
なが・れる【流れる】
[動ラ下一][文]なが・る[ラ下二] 1 ㋐液体がある方向へ道筋をなすように移動する。「川が—・れる」「潮が—・れる」 ㋑水滴などが筋となって伝わり落ちる。「汗が—・れる」「涙が—・れる」 ㋒液...
ながれる【流れる】
幸田文の小説。昭和30年(1955)発表。花柳界で生きる女性たちの姿を描く。 を原作とする映画。成瀬巳喜男監督、昭和31年(1956)公開。出演、田中絹代、山田五十鈴、高峰秀子ほか。第11...
ながれる‐プール【流れるプール】
ドーナツ型につくり、人工的に流れを起こして水が循環するようにしたプール。
ながれ‐わたり【流れ渡り】
1 成り行きにまかせて暮らすこと。「唯—に此の世を渡りて」〈福沢・学問のすゝめ〉 2 川などを流れにまかせて渡ること。「水に従(しな)ひて—に渡すべし」〈盛衰記・一五〉