じょうど‐へんそう【浄土変相】
浄土における仏や荘厳のさまを描いた図絵。浄土変ともいい、阿弥陀浄土変・弥勒(みろく)浄土変・霊山浄土変などがある。浄土曼荼羅(まんだら)。
じょうど‐まんだら【浄土曼荼羅】
浄土変相(へんそう)のこと。
じょうど‐もん【浄土門】
阿弥陀仏の広大な誓いを信じ、念仏して極楽浄土に往生することを説く、他力の教え。浄土宗・浄土真宗・時宗・融通念仏宗など。他力門。→聖道門(しょうどうもん)
じょう‐にく【浄肉】
小乗で、出家した者が食べてもよいとされる肉。
じょう‐にん【浄人】
在俗のままで寺に住み、僧たちに仕える者。また、寺で働く人。
じょう‐はり【浄玻璃】
1 曇りなく透き通った水晶またはガラス。 2 「浄玻璃の鏡」の略。
じょうはり‐の‐かがみ【浄玻璃の鏡】
仏語。地獄の閻魔(えんま)の庁にあって、死者の生前の善悪の行為を映し出すという鏡。転じて、鋭い眼識。「大蔵のお局さまの、—にかかり」〈逍遥・桐一葉〉
じょう‐ふ【浄布】
寺院で、御身拭(おみぬぐ)いに使用される白布。
じょう‐ふく【浄福】
清らかな幸福。仏教を信ずることによって受ける幸福。
じょうふくじ‐どおり【浄福寺通り】
京都市街地北西部を南北に走る道路の呼び名。北の建勲(けんくん)神社南から、南の竹屋町通りに至る。全長約2.4キロ。