うかび‐あが・る【浮（か）び上（が）る】

の解説

［動ラ五（四）］

1. １ 水中・水底にあるものが水面に現れ出る。また、地上にあるものが空中に上がる。「魚が—・る」「アドバルーンが空に—・る」

1. ２ 苦しい状態を抜け出してよくなる。下位にあったものが上位になる。「最下位から—・る」

1. ３ 隠れていた物事が表面に現れる。鮮明になって人目につくようになる。「捜査線上に—・る」「東京タワーが夜空に—・る」

1. ４ 意識に出てくる。思い出される。

   1. 「突然一人の頭の中へカンナの予言が—・った」〈横光・碑文〉

類語

• 浮く(うく)
• 浮かぶ(うかぶ)
• 浮き上がる(うきあがる)

関連語

• 浮かべる(うかべる)

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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