うきす‐どり【浮(き)巣鳥】
1 カイツブリの別名。 2 居住の一定しない人。
うき‐ぜい【浮き勢】
本隊から離れていて、機に応じ援護する軍勢。遊軍。浮き備え。「敵の近づかん所へ懸け合はせんと、—になりてひかへたり」〈太平記・三六〉
うき‐た・つ【浮(き)立つ】
[動タ五(四)] 1 心楽しく、うきうきして落ち着かない状態になる。「旅行を前にして心が—・つ」 2 気持ちがうわずる。そわそわする。「反撃を受けてチームが—・つ」 3 周りのものから区別されて...
うき‐だい【浮き鯛】
春の大潮のときに、多数の鯛が浮き上がること。また、その鯛。潮流などの影響で水圧が急に減少し、浮き袋の調整ができなくなるために浮く。《季 春》
うき‐だし【浮(き)出し】
1 浮き出すこと。 2 紙や織物に、模様や文字などをやや高く浮き出させること。また、そのもの。
うきだし‐いんさつ【浮(き)出し印刷】
雌型(めがた)と雄型(おがた)とを用いて、文字や模様を浮き出させる特殊な印刷法。ダイスタンプ。
うきだし‐おり【浮(き)出し織(り)】
⇒ピケ
うき‐だ・す【浮(き)出す】
[動サ五(四)] 1 表面に浮いて出てくる。「漏れた油が水面に—・す」 2 模様・形などが、下地や背景から区別されてはっきり見えてくる。「刺繍(ししゅう)が—・して見える」
うき‐だま【浮(き)玉】
漁網の浮きに使われる、ガラスやプラスチック製の球。中は空洞。びん玉。
うき‐つ【浮き津】
天の川にあるという船着き場。「天の川—の波音騒くなりわが待つ君し舟出すらしも」〈万・一五二九〉