浮（き）立つ（うきたつ）とは？意味・読み方・使い方

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意味
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うき‐た・つ【浮（き）立つ】
の解説

［動タ五（四）］

１心楽しく、うきうきして落ち着かない状態になる。「旅行を前にして心が—・つ」

２気持ちがうわずる。そわそわする。「反撃を受けてチームが—・つ」

３周りのものから区別されて、よく目立つ。引き立つ。
1. 「遠くから見たと同じ様に—・たない家であった」〈漱石・満韓ところどころ〉

４雲や霧がわき起こる。わき上がる。
1. 「—・つ雲の跡もなく行く方知らずなりにけり」〈謡・浮舟〉

５乱れて騒がしくなる。不安に動揺する。
1. 「日を経つつ世の中—・ちて、人の心もをさまらず」〈方丈記〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

浮立つの例文(7)

出典：青空文庫

･･･と思いのまま軽い風に浮立つ中に、どうやら足許もふらふらとなる。　　･･･泉鏡花「妖術」
･･･舎でも、人の心の最も浮き立つ季節である。　某の家では親が婿を追い出し･･･伊藤左千夫「春の潮」
･･･麗になったのが、気も浮立つ程嬉しかった。「もう三つ寝ると正月だよ、･･･伊藤左千夫「守の家」

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