かいよう‐プラスチック【海洋プラスチック】
適切に処理されず、海洋に流出したプラスチックごみ。微生物の働きで分解されず、長期にわたって海洋を漂う。また、断片化したマイクロプラスチックが有害化学物質を吸着することがわかっており、海洋生態系や...
かいよう‐プラットホーム【海洋プラットホーム】
海洋開発などの作業を行う土台となる構造物。海底油田や天然ガス田の採取、海底ケーブルの敷設などに利用する。海底に打ち込んだ杭や係留索で固定する方式と、大深度の海域でも利用できる浮体式に大別される。
かいよう‐プレート【海洋プレート】
地球表面を覆うプレートのうち、海洋底からなるもの。平均密度が高く強固なため、海溝において大陸プレートの下に沈み込む。日本近海では太平洋プレート、フィリピン海プレートがある。
かいよう‐ほう【海洋法】
海洋に関する国際法。領海・排他的経済水域などの設定と利用、生物・鉱物資源の保存・開発、環境保護などについて規定したもの。国際関係の長い歴史の中で国際慣習法として発展・成立。第二次大戦後、国連の主...
かいようほうにかんする‐こくさいれんごうじょうやく【海洋法に関する国際連合条約】
⇒国連海洋法条約
かいよう‐ほごく【海洋保護区】
海中の生物と環境の保護のために各国が指定した水域。漁業を含めた活動の全面禁止水域から小規模の漁業、ダイビングなどを認める水域まで規制は多様。海の自然公園。
かいよう‐ぼくじょう【海洋牧場】
海洋に人工の魚礁をつくり、魚介類を集約的に管理・増養殖する施設。
かいようむさんそ‐じへん【海洋無酸素事変】
海水中の酸素が地球規模で欠乏する現象。赤潮などよりはるかに広範囲で、これが数回起きたとされる中生代には、大量の有機物が分解せずに堆積し黒色頁岩などの地層が形成された。原因は明らかではないが、火山...
かいよう‐りょうほう【海洋療法】
⇒タラソテラピー
ジュネーブ‐かいようほうよんじょうやく【ジュネーブ海洋法四条約】
1958年にジュネーブで開催された国連海洋法会議で採択された、領海条約・公海条約・公海生物資源保存条約・大陸棚条約のこと。1958年海洋法4条約。 [補説]1994年にジュネーブ海洋法4条約を統...