うな‐かみ【海上】
《「うながみ」とも》海のほとり。海辺。「海(わた)の底沖つ深江の—の子負(こふ)の原に」〈万・八一三〉
うながみ【海上】
姓氏の一。 [補説]「海上」姓の人物海上随鴎(うながみずいおう)海上胤平(うながみたねひら)
うな‐さか【海境/海坂/海界】
海神の国と人の国とを隔てると信じられていた境界。海のさかい。海の果て。「即ち—を塞(さ)へて返り入りましき」〈記・上〉
うな‐ばら【海原】
《上代は「うなはら」》 1 広々とした海。「青—」 2 池や湖の広い水面。「国見をすれば国原は煙立ち立つ—はかまめ立ち立つ」〈万・二〉
うに【海胆/海栗】
1 ウニ綱の棘皮(きょくひ)動物の総称。殻は半球形・円錐形・円盤形などで、表面は栗のいが状のとげに覆われ、とげの間から細い糸状の管足を出して運動する。口器は下面中央にあり、「アリストテレスの提灯...
うに‐つぼ【海胆壺】
ウニの殻。
うみ【海】
1 地球上の陸地でない部分で、全体が一続きになって塩水をたたえている所。地球表面積の4分の3を占め、約3億6000万平方キロメートル。海洋。「川が—に注ぐ」「—に浮かぶ船」⇔陸(りく)。 2 陸...
うみ【海】
文芸雑誌。昭和44年(1969)中央公論社から創刊、昭和59年(1984)終刊。海外作品を多く紹介したほか、村上春樹の評論や唐十郎の戯曲など、さまざまなジャンルの作品を掲載。
近藤啓太郎の長...
うみ‐あいさ【海秋沙】
カモ科の水鳥。全長約55センチ。冠羽が目立ち、くちばしは細く、縁が鋸歯(きょし)状。水に潜り、魚や甲殻類を捕食する。ユーラシア北部・北アメリカに分布。日本には冬鳥として渡来。
うみ‐あけ【海明け】
北海道のオホーツク海沿岸地方で、春になって流氷が沿岸から離れ、出漁が可能になること。