たん‐すい【淡水】
塩分をほとんど含まない水。まみず。
たんすい【淡水】
台湾北部、淡水河河口の地名。貿易港として栄えた。タンショイ。
たんすい‐かいめん【淡水海綿】
タンスイカイメン科の海綿動物の総称。湖沼の水草・岩などに着生し、形は板状・塊状・樹枝状などで、柔らかい。ヌマカイメンなど。
たんすい‐が【淡水河】
台湾北部を北流し、台湾海峡に注ぐ川。全長約159キロ。タンショイホー。
たんすい‐ぎょ【淡水魚】
淡水にすむ魚類。一生を淡水で過ごすコイ・フナなどと、ある時期海に入るアユ・ウナギ・サケなどとがある。⇔海水魚。
たんすい‐くらげ【淡水水母】
淡水にすむクラゲ。マミズクラゲなど。
たんすい‐こ【淡水湖】
淡水の湖。水中に含まれている塩類が1リットル中に0.5グラム以下の湖をいう。淡湖。
たんすい‐しんじゅ【淡水真珠】
淡水産の二枚貝のイケチョウガイ・カワシンジュガイ・カラスガイなどがつくる真珠。イケチョウガイでは養殖も行われる。
たんすい‐そう【淡水藻】
淡水に生育する藻類。アオミドロなどの緑藻、スイゼンジノリなどの藍藻(らんそう)、カワモズクなどの紅藻、珪藻(けいそう)など。海藻に対していう。
たんすい‐よく【淡水浴】
魚の体表面の寄生虫を駆虫するために、淡水にさらすこと。養殖魚などで行われるほか、魚自身の習性として塩分濃度が低い水域へ遡上する例がある。