あきら‐け・し【明らけし】
[形ク] 1 明白である。はっきりしている。「すでに天のうけざるところ—・し」〈保元・上〉 2 汚れや濁りがなく、清らかである。「—・き名に負ふ伴(とも)の緒心努めよ」〈万・四四六六〉 3 賢明...
いさぎよ・い【潔い】
[形][文]いさぎよ・し[ク] 1 事物・風景などが清らかである。汚れがない。「—・い朝景色に飽かずに見恍(みと)れている」〈風葉・五反歩〉 2 思い切りがよい。未練がましくない。また、さっぱり...
いわい【祝(い)/斎】
1 めでたいとして喜ぶこと。祝賀。「米寿の—」 2 祝う気持ちを示す言葉や金品。「お—を述べる」 3 (斎)心身を清らかにして神を祭ること。「朕みづからうつし—をなさむ」〈神武紀〉 4 (斎)神...
うつくし・い【美しい/愛しい】
[形][文]うつく・し[シク] 1 色・形・音などの調和がとれていて快く感じられるさま。人の心や態度の好ましく理想的であるさまにもいう。 ㋐きれいだ。あでやかだ。うるわしい。「若く—・い女性」「...
うんしん‐げっせい【雲心月性】
雲や月のように高く澄んだ心。世俗の名誉や利益を求めようとしない、無欲で清らかな心。
きよ‐ま・る【清まる/浄まる】
[動ラ五(四)]清らかになる。「身も心も—・る思いがする」
きよ・める【清める/浄める】
[動マ下一][文]きよ・む[マ下二] 1 けがれや汚れを除き去って清らかにする。「身を—・める」 2 恥や汚名などを取り除く。すすぐ。「父祖の恥を—・めんがために」〈平家・一〇〉
ぎょく‐いん【玉音】
1 玉のように清らかで美しい音や声。 2 相手を敬って、その音信や書信をいう語。 3 ⇒ぎょくおん(玉音)
ぎょく‐せん【玉泉】
1 清らかな泉。 2 《天台大師智顗(ちぎ)が中国湖北省当陽県玉泉山の玉泉寺に住したところから》天台宗のこと。
くう‐めい【空明】
1 清らかな水に映る月影。 2 何もなく明らかなこと。また、空中。「虚空とはこれ—のところなるか」〈長与・竹沢先生と云ふ人〉