あつみ‐きよし【渥美清】
[1928~1996]映画俳優。東京の生まれ。本名、田所康雄。「男はつらいよ」シリーズ(全48作)の主人公、フーテンの寅(とら)こと車寅次郎役で人気を得、本人も作品も「寅さん」の愛称で呼ばれる。...
いしみつ‐まきよ【石光真清】
[1868~1942]陸軍軍人。熊本の生まれ。日清戦争後からシベリア出兵の時期にシベリア・満州で諜報活動に従事。自伝「城下の人」「曠野の花」「望郷の歌」「誰のために」の四部作は、子の真人によって...
いとう‐きよし【伊藤清】
[1915~2008]数学者。三重の生まれ。京大・学習院大教授。京大数理解析研究所所長を務めた。確率過程を研究。予測が難しい微粒子の動きを表す「伊藤の公式」とよばれる確率微分方程式は、金融工学に...
うんの‐きよし【海野清】
[1884~1956]彫金家。東京の生まれ。東京芸大教授。勝珉(しょうみん)の子。日本の伝統技法に西洋の題材・造形を融合させて創作を行った。
おがさわら‐ながきよ【小笠原長清】
[1162~1242]鎌倉前期の武将。阿波の守護。小笠原氏の祖。源頼朝の挙兵に加わり、源義仲を討伐。奥州藤原氏の征討、承久の乱に功績があった。
おしかわ‐きよし【押川清】
[1881~1944]野球選手・球団社長。宮城の生まれ。春浪(しゅんろう)の弟。早大野球部で活躍。大正9年(1920)河野安通志(こうのあつし)らとともに日本初のプロ野球チーム、日本運動協会を創...
おやまだ‐ともきよ【小山田与清】
[1783~1847]江戸後期の国学者。武蔵の人。一時、高田姓を名のる。号は松屋(まつのや)。村田春海(むらたはるみ)に師事、故実考証の学に通じた。「八洲文藻」を撰し、著書に「松屋筆記」がある。
かく‐せい【廓清】
[名](スル) 1 悪いものをすっかり取り除くこと。「宗教―の一新時代はそこから開けて来た」〈藤村・夜明け前〉 2 (「郭清」と書く)癌(がん)の手術で、転移が起こる可能性が高い領域に含まれるリ...
かげきよ【景清】
⇒平景清(たいらのかげきよ)
能・浄瑠璃・歌舞伎などの景清物の主人公。源頼朝打倒を目ざして果たさなかった平景清の哀話は、浄瑠璃「出世景清」「壇浦兜軍記(だんのうらかぶとぐんき)」などに描かれ...
か‐せい【河清】
常に濁っている黄河の濁流が澄むこと。望んでも実現しないことのたとえ。