かっ‐かん【渇感】
のどがかわいている感じ。
渇(かっ)しても盗泉(とうせん)の水(みず)を飲(の)まず
《孔子はのどが渇いても、盗泉という名を嫌って、その水は飲まなかったという陸機「猛虎行」の故事から》どんなに困っていても、不正には手を出さないことのたとえ。
かっ‐すい【渇水】
雨が降らないため、川・池沼などの水がかれること。
かっすい‐き【渇水期】
渇水の時期。また、夏など、供給量が増大し水不足になる時期。
かっ・する【渇する】
[動サ変][文]かっ・す[サ変] 1 のどがかわく。「—・する者は水を選ばず」 2 水がかれる。「湖水が—・する」 3 欠乏を感じてひどく欲しがる。「血に—・すること虎狼の如き四囲の彊国(きょう...
かっ‐ぴつ【渇筆】
墨汁の含みの乏しい筆。また、それを用いてかすれさせる書法・水墨画法。掠(かす)り筆。
かつ【渇】
のどがかわくこと。かわき。「—を覚える」「胸の—を癒(いや)す」
かつ【渇】
[常用漢字] [音]カツ(漢) カチ(呉) [訓]かわく 1 のどがかわく。「飢渇・消渇(しょうかち)」 2 激しく欲しがる。「渇愛・渇仰(かつごう)・渇望」 3 水がかれる。「渇水/涸渇(こかつ)」
かつ‐あい【渇愛】
のどがかわいて水を求めるように、激しく執着すること。
かつ‐ぎょう【渇仰】
[名](スル)⇒かつごう(渇仰)