かつ【渇】
のどがかわくこと。かわき。「—を覚える」「胸の—を癒(いや)す」
かつ【渇】
[常用漢字] [音]カツ(漢) カチ(呉) [訓]かわく 1 のどがかわく。「飢渇・消渇(しょうかち)」 2 激しく欲しがる。「渇愛・渇仰(かつごう)・渇望」 3 水がかれる。「渇水/涸渇(こかつ)」
き‐かつ【飢渇/饑渇】
飢えとかわき。特に、飲食物の欠乏すること。けかつ。「—に苦しむ」
け‐かつ【飢渇】
食べ物や飲み物が欠乏すること。きかつ。けかち。「二年が間世の中—してあさましき事侍りき」〈方丈記〉
こう‐かつ【口渇】
口中やのどが激しくかわき、水分を欲しがる状態。多尿症や脱水症に多くともなうほか、薬の服用や加齢によってもみられる。
こ‐かつ【枯渇/涸渇】
[名](スル) 1 水がかれること。かわいて水分がなくなること。「泉が—する」 2 物が尽きてなくなること。「資源が—する」「創造力が—する」
しょう‐かち【消渇/痟𤸎】
1 のどがかわいて、小便が出なくなる病気。かちのやまい。 2 婦人の淋病(りんびょう)。〈和名抄〉
しょう‐かつ【消渇】
「しょうかち(消渇)」に同じ。〈日葡〉