ざい‐け【済家】
《「さいけ」とも》禅宗の臨済宗のこと。また、臨済宗の寺。
すい‐ませ‐ん【済いません】
[連語]「済みません」の俗な言い方。
すく・う【救う/済う】
[動ワ五(ハ四)]《「掬う」と同語源》 1 危機的な状況や苦しい境遇、悪い環境などにある人に力を貸したり金品を与えたりして、そこから抜け出させる。助ける。救助する。救済する。「人命を—・う」「地...
すま・す【済ます】
[動サ五(四)]《「澄ます」と同語源》 1 なすべき物事を全部してしまう。「食事を—・す」「支払いを—・す」「引き継ぎを—・す」 2 借りた金などをすっかり返す。返済する。「借金を—・す」 3 ...
すま・せる【済ませる】
[動サ下一]「済ます」に同じ。「食事を急いで—・せる」
すま◦ない【済まない】
[連語]《動詞「す(済)む」の未然形+打消しの助動詞「ない」》相手に謝罪・感謝・依頼などをするときに用いる語。申し訳ない。「彼には—◦ないことをした」「—◦ないが頼まれてくれ」
すみ【済み】
物事が終わったこと。終わり。完了。「支払いはこれで全部—になった」
すみ‐くち【済み口】
事の終わった所。終わりとなった点。また、落着した事件。「往来(ゆきき)の人更にまた山をなして、此の—を見るはあやうかりし」〈浮・男色大鑑・五〉
すみくち‐しょうもん【済み口証文】
江戸時代の訴訟で、訴えを起こした後で和解が成立したとき、役所へ提出した証文。内済(ないさい)証文。
すみ‐すまし【済み済まし】
結末。しめくくり。始末。「おれが—を付けたから、けちりんも間違(まちげ)えはねえ」〈滑・浮世風呂・四〉