きょ【渠】
[音]キョ(漢) [訓]みぞ 1 人工の水路。掘り割り。みぞ。「暗渠・河渠・函渠(かんきょ)・溝渠・船渠」 2 かしら。首領。「渠魁(きょかい)・渠帥(きょすい)」
けいせん‐きょ【係船渠】
船をつなぎとめて旅客の昇降や貨物の上げ下ろしを便利にするドック。干満の差の激しい港湾などに設ける。係船ドック。
こう‐きょ【溝渠】
1 給水や排水のため、土を掘ったみぞ。 2 気持ち・心のへだたり。「深い—が夫婦の間には穿(うが)たれた」〈円地・女坂〉
こう‐せんきょ【閘船渠】
常に一定の水位が保てるように、閘門(こうもん)を設けた船渠(ドック)。
しつ‐せんきょ【湿船渠】
⇒湿ドック
せん‐きょ【船渠】
⇒ドック1
どうすい‐きょ【導水渠】
導水のために設けた溝や掘割。
にゅう‐きょ【入渠】
[名](スル)船がドック(船渠)にはいること。「修理のため—する」
めい‐きょ【明渠】
地上に設けられた上部をあけはなしたままの排水用の溝。開渠。