れいきゃく‐き【冷却器】
物体の熱を吸収して温度を下げる装置。水冷冷却器・熱交換器・放熱器などがある。
れい‐くん【冷燻】
燻製を作る方法の一。セ氏20〜30度の比較的低い温度で数日ないし数週間燻煙する方法。肉質が締まり、水分が少なくなるので貯蔵性が高い。→温燻 →熱燻
れい‐たい【冷態】
内燃機関や外燃機関などが周囲の気温と同じ温度あるいは所定の温度以下に冷却されている状態。原子炉において原子炉冷却材の温度がセ氏100度未満の状態。⇔温態。
れい‐ちゅうせいし【冷中性子】
運動エネルギーが媒質中の分子の温度で、セ氏マイナス250度以下程度に相当する中性子。熱中性子を液体水素の減速材でさらに冷却することで得られ、中性子散乱分析や生体内の物質の挙動の観察などに利用される。
れいとう‐こ【冷凍庫】
食品の冷凍や冷凍食品の長期保存をするための容器や室。内部温度はふつう氷点下18度以下に保たれる。フリーザー。
れいとう‐ますい【冷凍麻酔】
皮膚の温度をセ氏20度以下に冷やすと、神経の働きが鈍くなることを利用して、局所麻酔を行う方法。
れい‐ど【零度】
1 度数を計る起点となる点。度数のゼロ。 2 セ氏寒暖計で、溶けつつある純粋の水と氷とが共存するときの温度の称。
れい‐ぼう【冷房】
[名](スル)暑さをしのぐために、室内の温度を外気より低くすること。また、その装置。「—のきいた室内」「エアコンで—する」《季 夏》「—に紫褪せし造花立ち/かな女」⇔暖房。
れいぼう‐そうち【冷房装置】
室内の温度を外気よりも低くする装置。クーラー。
れいぼう‐びょう【冷房病】
冷房した室内に長時間いてからだが冷えたり、外気との温度差に適応できなくなったりして体調をくずすこと。