おんしつ‐こうか【温室効果】
太陽光に暖められた地表が放出する赤外線を二酸化炭素などの温室効果ガスが吸収するため、地表が温室のように保温される現象。二酸化炭素などの濃度が増大すると、地球全体の気温の上昇が予想される。→地球温暖化
おんしつこうか‐ガス【温室効果ガス】
地球に温室効果をもたらすガス。二酸化炭素・メタン・亜酸化窒素・フロンなど。グリーンハウスガス(GHG)。温室ガス。温暖化ガス。 [補説]京都議定書では、二酸化炭素(CO2)・メタン(CH4)・亜...
おんしつこうかガス‐はいしゅつけん【温室効果ガス排出権】
各国や各企業などに割り当てられた温室効果ガスの排出枠と、実際に排出した量に差がある場合に、その差の部分を売買できる権利。京都議定書に定める。→排出量取引
おんしつ‐さいばい【温室栽培】
温室で野菜・果樹・草花や熱帯植物などを栽培すること。
おんしつ‐そだち【温室育ち】
大事にされて育ったために、世間の苦労を知らず、きたえられていないこと。また、そういう人。
おん‐しゃ【温藉】
[名・形動]あたたかく、心が広いこと。また、そのさま。蘊藉(うんしゃ)。「その怨み方が—でなく感情の露骨なのを非難する」〈佐藤春夫・晶子曼陀羅〉
おんしゅう【温州】
中国浙江(せっこう)省南東部の港湾都市。甌江(おうこう)河口にあり、木材・茶・柑橘(かんきつ)類の集散地。ウエンチョウ。うんしゅう。
おん‐しゅう【温習】
[名](スル)繰り返して習うこと。おさらい。復習。「昼の—、夜の舞台と緊(きび)しく使われ」〈鴎外・舞姫〉
おんしゅう‐かい【温習会】
芸事などの総ざらいとして、習った成果を発表する会。
おん‐しょう【温床】
1 苗を早く育てるために床土(とこつち)をあたたかくした苗床。板・コンクリートなどで囲い、上をビニール・ガラスなどで覆う。熱源には堆肥(たいひ)などの発酵熱や電熱を利用。フレーム。おんどこ。《季...