おおみなと【大湊】
青森県むつ市西部の地名。大湊港はもと旧日本海軍要港部のあった軍港。
こみなと【小湊】
千葉県南部、鴨川市の地名。日蓮上人の生誕の地で、誕生寺の門前町。
しんみなと【新湊】
富山県北西部にあった市。平成17年(2005)11月、小杉町・大門町・下村・大島町と合併して射水(いみず)市となった。→射水
そで‐の‐みなと【袖の湊】
ひどく泣いて袖がぬれるのを、絶えず波の打ち寄せる港にたとえた語。「かげなれて宿る月かな人知れずよなよなさはぐ—に」〈続後撰・恋二〉
そでのみなと【袖湊】
古く福岡市の那珂川下流域の入海にあった港。唐船でにぎわっていたが慶長年間に埋没した。
なかみなと【那珂湊】
ひたちなか市東部の地名。また、平成6年(1994)旧勝田市と合併して現市名となるまでの市名。那珂川河口にある。江戸と奥州を結ぶ中継港として栄え、近年は漁業・水産加工業が盛ん。乾燥芋を特産。
はる‐の‐みなと【春の湊】
春の行きつくところ。春の果て。はるのとまり。「暮れて行く—は知らねども霞に落つる宇治の柴舟(しばぶね)」〈新古今・春下〉
ふく‐そう【輻湊/輻輳】
1 [名](スル)《車の輻(や)が轂(こしき)に集まる意》四方から寄り集まること。物事がひとところに集中すること。「雑務が—する」「荷船や小舟の—する川口から」〈荷風・牡丹の客〉 2 《cong...
み‐な‐と【港/湊】
《「な」は「の」の意の格助詞。「水(み)の門(と)」の意》 1 海が陸地に入り込んだ地形を利用したり、防波堤を築いたりして、船舶が安全に停泊できるようにした所。港湾。「船が—を出ていく」 2 川...
ゆら‐の‐みなと【由良の湊】
京都府北部、宮津市の由良川河口の港。山椒太夫(さんしょうだゆう)がいたという。