うし‐ゆ【丑湯】
夏の土用の丑の日に、薬草などを入れた湯に入ること。また、その湯。病気をしないまじないとされる。《季 夏》
うたせ‐ゆ【打たせ湯】
樋(とい)などから落ちる湯を肩や背に当てて、凝りや痛みを柔らげる入浴法。また、そのような仕掛け。
うち‐ゆ【内湯】
1 温泉場の旅館で、館内に湯を引いて作った浴場。⇔総湯(そうゆ)。 2 「内風呂(うちぶろ)2」に同じ。
うぶ‐ゆ【産湯】
生まれたばかりの赤ん坊を初めて入浴させること。また、その湯。「—を使わせる」
おか‐ゆ【陸湯】
銭湯などで、流し場に備えてあるきれいな湯。上がり湯。
おし‐ゆ【押(し)湯】
鋳物を作るときに、鋳型に余分に注入する溶融した金属。鋳物が冷却・凝固するときに全体が収縮したり、内部にすきまができたりするのを防ぐために行う。
おとこ‐ゆ【男湯】
銭湯・温泉などで、男が入るほうの浴室。男風呂。⇔女湯。
おも‐ゆ【重湯】
多量の水で米を炊いたときの、米粒以外ののり状の汁。病人や乳児の流動食とする。
お‐ゆ【御湯】
「湯1・2」の美化語。
おり‐ゆ【居り湯/下り湯】
別に沸かした湯を湯船に移し入れて使う風呂。のちには据え風呂と混同された。