ねり‐ゆ【練(り)湯】
懐石料理の最後に出す飲み物。少量の香煎(こうせん)・いり米・すり胡麻(ごま)などに湯を注ぎ、焼き塩を加えたもの。
はく‐とう【白湯】
1 何もまぜてない湯。さゆ。しらゆ。 2 薬湯に対して、普通の浴用の湯。
はこね‐しちとう【箱根七湯】
箱根温泉のうち、湯本・塔ノ沢・宮ノ下・堂ヶ島・芦ノ湯・底倉・姥子(うばこ)または木賀(きが)の七つの温泉。
はしり‐ゆ【走り湯】
温泉。いでゆ。「—の神とはむべぞ言ひけらし早きしるしのあればなりけり」〈夫木・二六〉
はつ‐ゆ【初湯】
1 「産湯(うぶゆ)」に同じ。 2 新年になって初めて湯に入ること。また、その湯。正月2日が多い。初風呂。《季 新年》「去年(こぞ)よりの雪小止みなき—かな/万太郎」
はんにゃ‐とう【般若湯】
僧家で、酒のこと。
パイタン【白湯】
《(中国語)》豚骨や鶏がらなどを煮込んで作る、白く濁ったスープ。
ひ‐とう【秘湯】
辺鄙な場所にあって、人に知られていない温泉。
びおん‐とう【微温湯】
温度の低い湯。ぬるまゆ。
びわよう‐とう【枇杷葉湯】
1 乾燥したビワの葉などの煎じ汁。暑気あたりや下り腹などに用いた。京都烏丸に本舗があり、夏、江戸で、試飲させながら行商した。《季 夏》 2 《宣伝のため路上で1をだれにでも飲ませたところから》浮...