からっ‐と
[副](スル) 1 空が明るく、さわやかに晴れているさま。「—晴れわたる」 2 湿り気がなく、よく乾いているさま。「—揚がった天ぷら」 3 こだわりがなく、さっぱりしているさま。「—した人柄」
からり
[副] 1 引き戸などをすばやく開ける音を表す語。「格子戸を—と開ける」 2 堅い物が触れ合って立てる軽い音を表す語。「鉛筆が—と転がる」 3 明るく、広々としているさま。「雲一つなく—と晴れた...
か・れる【涸れる】
[動ラ下一][文]か・る[ラ下二]《「枯れる」と同語源》 1 池・川・井戸などの、水がほとんどなくなる。水けがなくなり、乾いた状態になる。干上がる。「泉が—・れる」「涙が—・れる」 2 湿り気が...
かん‐しつ【乾湿】
空気などの、かわきと湿り気。乾燥と湿気。
かん‐しつ【寒湿】
寒さと湿り気。寒気と湿気。
さら‐さら
[副](スル) 1 物が軽く触れ合う音を表す語。「風が笹の葉を—(と)鳴らす」 2 浅い川の水がよどみなく軽やかに流れるさま。「小川が—(と)流れる」 3 つかえずに軽快に進むさま。「—と署名...
さらり
[副] 1 湿り気や粘り気がなく、さわやかなさま。さらっ。「—とした布地」 2 物事にこだわらず、思いきりのよいさま。また、性格が淡白であるさま。さっぱり。「—と水に流す」「—とした性格」 3 ...
さんおん‐とう【三温糖】
《「三温」は三度煮詰める意か》白砂糖を作った後に残る糖蜜から作った砂糖。黄褐色でやや湿り気がある。純度は低いが味は濃く、煮物などに向く。
しお‐け【潮気】
海上の、塩分を含んだ湿り気。
しめし‐ばい【湿し灰】
茶の湯で、炉の炭点前(すみてまえ)のときに炉中にまく灰。濡れ灰・木灰を番茶で練り、湿り気を含んだ程度にまで乾かしたもの。