ひめ‐しゃくなげ【姫石南花】
ツツジ科の常緑小低木。中部地方以北の高山の湿地に自生。高さ約20センチ。葉は広線形で、裏面は白い。夏、茎の先に壺状の紅色または白色の花を下向きにつける。日光しゃくなげ。
ひょうたん‐ごけ【瓢箪苔】
ヒョウタンゴケ科のコケ。全体に淡緑色で、湿地に群生する。高さ約1センチ。小さい葉がつく。茎の先から細い柄を出し、ひょうたん形の胞子嚢(ほうしのう)をつけ、熟すと褐色になる。
ひんじ‐がやつり【品字蚊帳吊】
カヤツリグサ科の一年草。湿地や水田に生え、高さ10〜30センチ。根際から細い線形の葉が出る。夏から秋、茎の頂に緑褐色の球状の穂を3個つける。名はこれを品の字に見立てたもの。
ビッグサイプレス‐こくりつほごく【ビッグサイプレス国立保護区】
《Big Cypress National Preserve》米国フロリダ州南部にある自然保護区。フロリダ半島南西端に広がる湿地帯を含み、エバーグレーズ国立公園と隣接する。名称は、湿地に群生する...
ビル‐しつげん【ビル湿原】
《Viru Raba》エストニア北部、ラヘマー国立公園南部にある湿原。同国屈指の規模を誇り、モウセンゴケをはじめとする希少な湿地性植物の自生地として知られる。
ピーターバラ【Peterborough】
英国イングランド東部の都市。ネン川が市内を流れ、フェンとよばれる低湿地があり、農業地帯でもある。7世紀にピーターバラ大聖堂の前身の修道院が置かれて以降、中世から近世にかけて宗教の中心地だった。...
フラ‐こ【フラ湖】
《Lake Hula》イスラエル北部にある湖。ヨルダン地溝帯の低湿地帯に位置する。1950年代に湖周辺の湿地を農地にする計画があったが、一部がフラ自然保護区として残された。
フラ‐しぜんほごく【フラ自然保護区】
《Hula Nature Reserve》イスラエル北部にある同国初の自然保護区。ヨルダン地溝帯の低湿地帯に位置する。1950年代にフラ湖周辺の湿地を農地にする計画があったが、一部が自然保護区と...
ブントゥト‐こくりつこうえん【ブントゥト国立公園】
《Vuntut National Park》カナダ、ユーコン準州北部の国立公園。北極圏に位置し、イーバビク国立公園に隣接する。1995年に設置。ツンドラと湿地が広がる同国有数のカリブーの繁殖地で...
ブージ【Bhuj】
インド西部、グジャラート州の都市。パキスタンとの国境に近いカッチ湿地帯の中心地。16世紀半ばにラオ=ケーンガルジ1世が藩王国を建て、1948年までその都が置かれた。城壁に囲まれた旧市街には、藩王...