かんぽ‐どうぶつ【緩歩動物】
動物界の一門。体長0.3〜1ミリ。体は紡錘形で、四対の短い歩脚をもち、その先端に爪状突起がある。淡水・海水中、また湿地の土中にすみ、乾燥や低温にあうと仮眠状態となって耐える。熊虫(くまむし)。
かん‐れつ【乾裂/干裂】
1 かわき、さけること。干(ひ)割れること。 2 干潟や湿地に堆積した泥の表面が乾燥するときに生じる亀甲状の割れ目。
がもう‐ひがた【蒲生干潟】
宮城県仙台市にある干潟。仙台湾に注ぐ七北田(ななきただ)川の河口に位置する。湿地や砂浜の植物群落が発達し、シギ・チドリなどの渡り鳥が多く飛来する。面積約5万平方メートル。
がん【雁/鴈】
カモ目カモ科の鳥のうち、ハクチョウ類を除いた大形のものの総称。雌雄同色で、羽色は一般に地味な褐色。草食性。多くは北半球の北部で繁殖し、日本にはマガン・ヒシクイなどが冬鳥として渡来、湖・沼・湿地・...
ガンベラ‐こくりつこうえん【ガンベラ国立公園】
《Gambela National Park》エチオピア西部にある国立公園。スーダンとの国境に近く、アコボ川流域の湿地帯に設置。ナイルリーチェという湿地を好むレイヨウや、大型のペリカンの一種ハシ...
きかし‐ぐさ【きかし草】
ミソハギ科の一年草。田や湿地に生え、高さ約15センチ。茎の下部は地をはう。葉は小さく楕円形で、対生。8、9月ごろ、葉の付け根に淡紅色の小花を1個ずつつける。
き‐しょうぶ【黄菖蒲】
アヤメ科の多年草。高さ約1メートル。葉は幅広の剣状。初夏、ハナショウブに似た黄色の大形の花を開き、実を結ぶ。ヨーロッパの原産。池のほとりや湿地に植え、野生化もしている。《季 夏》
きつね‐の‐ぼたん【狐の牡丹】
キンポウゲ科の多年草。山野の湿地や田のあぜに生え、高さ20〜60センチ。茎は中空。葉は3枚の小葉からなる複葉。春から秋に、黄色のつやのある5弁花を開き、金平糖(こんぺいとう)状の実ができる。有毒...
き‐つりふね【黄釣船】
ツリフネソウ科の一年草。山中の湿地に生え、高さ約50センチ。葉は長楕円形で、互生。夏、葉の付け根から細い柄を出し、数個の黄色い花をつり下げる。《季 秋》
キバレ‐こくりつこうえん【キバレ国立公園】
《Kibale National Park》ウガンダ南西部にある国立公園。ルウェンゾリ山地の東に位置し、南西のクイーンエリザベス国立公園と隣接する。湿地帯と熱帯雨林が広がり、チンパンジーをはじめ...