ため‐ます【溜め枡】
下水や用水をためて、くみ取りやすくしたり、他の管へ送ったりするます。
ため‐みず【溜め水】
防火用などにためておく水。
た・める【溜める】
[動マ下一][文]た・む[マ下二] 1 少しずつ集めて量をふやす。集めたものを減らさずに取っておく。集めたくわえる。「雨水を—・める」「目に涙を—・めて哀願する」 2 (「貯める」とも書く)たく...
たらし‐こみ【垂らし込み/溜込】
日本画の技法の一。色を塗って乾かないうちに他の色を垂らし、にじみの効果を生かすもの。俵屋宗達の創案と考えられ、琳派(りんぱ)が多く用いた。
りゅう【溜】
[人名用漢字] [音]リュウ(リウ)(漢) [訓]たまる ためる 1 したたる。「溜滴」 2 水などがたまる。「溜飲/瀦溜(ちょりゅう)」 3 蒸発分を冷却して成分を分離・精製する。「乾溜・蒸溜...
りゅう‐いん【溜飲】
飲食物が胃にとどこおって、酸性の胃液がのどに上がってくること。
溜飲(りゅういん)が下(さ)が・る
不平・不満・恨みなど、胸のつかえがおりて、気が晴れる。「試合に勝って—・った」 [補説]「溜飲が晴れる」は誤り。→溜飲を下げる[補説]
溜飲(りゅういん)を下(さ)・げる
胸をすっきりさせる。不平・不満・恨みなどを解消して、気を晴らす。「相手を論破して—・げる」 [補説]文化庁が発表した平成29年度「国語に関する世論調査」では、本来の言い方とされる「溜飲を下げる」...
りゅう‐しゅつ【留出/溜出】
[名](スル)蒸留操作で、ある成分が液体となって取り出されること。
りゅう‐ぶん【留分/溜分】
混合液体を分別蒸留したときに得られる各成分。原油の分留によるナフサ留分・灯油留分・軽油留分など。