あふ・る【溢る】
[動ラ下二]「あふれる」の文語形。
あふれ‐かえ・る【溢れ返る】
[動ラ五(四)]人や物が入りきらないほど多くなる。「祭りの見物人で—・る」「情報が—・っている」
あふれ‐だ・す【溢れ出す】
[動サ五(四)]入りきらないものが、内から外へこぼれ出す。
あふれ・でる【溢れ出る】
[動ダ下一]入りきらなくて、内から外へこぼれ出る。「排水溝から—・出た汚水」「体内から—・出る精気」
あふれ‐び【溢れ火】
ガスこんろに置いたやかんや鍋の側面から火がはみでた状態。また、その火。
あふ・れる【溢れる】
[動ラ下一][文]あふ・る[ラ下二] 1 水などがいっぱいになって外にこぼれる。「コップに—・れるほど注ぐ」「川が—・れる」「涙が—・れる」 2 人や物が入りきらないではみだす。また、入りきらな...
あぶ・す【溢す】
[動サ四]余す。残す。「さしも深き御志なかりけるをだに落とし—・さず」〈源・玉鬘〉
あぶ・る【溢る】
[動ラ下二]「あぶれる」の文語形。
あぶれ【溢れ】
仕事にありつけないこと。また、その人。
あぶれ‐もの【溢れ者】
1 職を失った者。浪人。 2 無頼漢。ならず者。無用者。