こし‐あぶら【漉油/金漆】
ウコギ科の落葉高木。山地に自生。樹皮は灰色。葉は手のひら状の複葉で、小葉は縁にぎざぎざがある。夏、淡黄緑色の小花が集まってつき、秋に黒紫色の実を結ぶ。材は経木・箸(はし)などにする。名は、樹脂を...
こし‐あん【漉し餡】
煮た小豆などをすりつぶし、裏ごしして皮を除き、砂糖や塩を加えて作ったあん。→潰(つぶ)し餡
こし‐がみ【漉し紙/濾し紙】
液体中の沈殿物をこすのに使う紙。ろし。
こし‐ぶくろ【漉し袋】
溶液や飲み水などをこすのに用いる袋。
こし‐みず【漉し水】
砂や布などでこして、不純物を取り除いた清浄な水。
こ・す【漉す/濾す】
[動サ五(四)]かすや不純物を取り除くために、布・網・紙や砂などをくぐらせる。「水を—・す」「味噌を—・す」 [可能]こせる
すき【漉き/抄き】
紙を漉くこと。「手—の和紙」
すき‐いれ【漉き入れ/抄き入れ】
1 紙を透かして見たときに現れる文字や模様。紙を漉くときに、部分的に厚薄の差をつけて作る。すかし。 2 「漉き入れ紙」の略。
すきいれ‐がみ【漉き入れ紙】
文字や模様を漉き込んだ紙。
すき‐かえし【漉き返し】
《「すきがえし」とも》反故(ほご)紙を漉きなおすこと。また、その紙。宿紙(しゅくし)。