かん‐じ【漢字】
中国語を表すため、漢民族の間に発生・発達した表意文字。現在は中国・日本・韓国などで使われる。起源は紀元前十数世紀にさかのぼり、成り立ちからみて、象形・指事・形声・会意・仮借(かしゃ)などの種類が...
かんじ‐おん【漢字音】
⇒字音(じおん)
かんじかな‐まじりぶん【漢字仮名交じり文】
漢字と片仮名や平仮名を混用した文。平安時代以降、漢文の訓読を基盤として発達し、中世以降広く行われるようになった。
かんじ‐けんてい【漢字検定】
漢字の能力に関する検定。特に、日本漢字能力検定協会の実施する「日本漢字能力検定」のこと。1級(1級・2級には、準1級・準2級がある)から10級まである。漢検。
かんじさんおんこう【漢字三音考】
江戸中期の語学書。1巻。本居宣長(もとおりのりなが)著。天明5年(1785)刊。日本語の音と、漢音・呉音・唐音の三音について論じたもの。
かんじ‐せいげん【漢字制限】
学習上の負担や実用上の不便を少なくするために、日常生活で漢字の字種・音訓を一定の範囲に限定すること。