こっ‐かん【国漢】
国文と漢文。国語と漢語。また、国文学と漢文学。
ご‐かん【後漢】
中国古代の王朝。25年、前漢景帝の6世の孫、劉秀(りゅうしゅう)(光武帝)が新を滅ぼして、漢を再興。都は洛陽(らくよう)。220年、献帝のとき魏(ぎ)に滅ぼされた。東漢。 ⇒こうかん(後漢)
ごひゃく‐あらかん【五百阿羅漢】
「五百羅漢」に同じ。
ごひゃく‐らかん【五百羅漢】
釈迦入滅後の第1回の経典結集(けつじゅう)、および第4回結集のときに集まったという500人の聖者。また、その像。五百阿羅漢。
さ‐こく‐し‐かん【左国史漢】
「春秋左氏伝」「国語」「史記」「漢書」の四書をいう語。中国の代表的な歴史書とされ、文章家の必読書とされた。
しゅう‐かん【醜漢】
1 恥ずべき行為をする男。「殆んど郷党の歯(よは)ひするを恥じる—だ」〈魯庵・社会百面相〉 2 容貌(ようぼう)のみにくい男。
しょう‐かん【霄漢】
大空。天空。
しょく‐かん【蜀漢】
⇒しょっかん(蜀漢)
しょっ‐かん【蜀漢】
中国、三国の一。正式の国号は漢。後漢滅亡後の221年、蜀(四川)地方を中心に漢の景帝の後裔(こうえい)である劉備が建てた国。都は成都。263年、魏(ぎ)に滅ぼされた。蜀。
じゅうはち‐らかん【十八羅漢】
十六羅漢に、慶友・賓頭廬(びんずる)、または大迦葉(だいかしょう)・軍徒鉢歎を加えたもの。経典により差異がある。