うるみしゅ‐ぬり【潤み朱塗(り)】
彩漆(いろうるし)の一種で、黒漆に朱またはベンガラをまぜた褐色の漆で塗るもの。潤み塗り。
うる・む【潤む】
[動マ五(四)] 1 湿りけを帯びる。また、水分を帯びて、くもったようになる。物の輪郭がぼやける。「霧に—・む町の灯」 2 目に涙がにじむ。「目が—・む」 3 涙で声がはっきりしなくなる。涙声に...
うる‐め【潤目】
「潤目鰯(うるめいわし)」の略。
うるめ‐いわし【潤目鰯】
ニシン科の海水魚。全長約20センチ。マイワシより体は丸みを帯び、しりびれが小さい。本州中部以南の沿岸に回遊してくる。脂肪が少なく、干物にして美味。《季 冬》
じゅん【潤】
[常用漢字] [音]ジュン(漢) [訓]うるおう うるおす うるむ 1 うるおう。うるおす。「潤筆/湿潤・浸潤・豊潤」 2 つやをつける。「潤色」 3 もうけ。「利潤」 [名のり]うる・うるう・...
じゅん‐かつ【潤滑】
[名・形動]潤いがあって、動きの滑らかなこと。また、そのさま。「機械の作動を—にする油」「—な人間関係」
じゅんかつ‐ざい【潤滑剤】
機械の回転部などに塗って摩擦を少なくし、摩擦熱や摩耗を防ぐ物質。潤滑油・グリースなど。ルブリカント。
じゅんかつ‐ゆ【潤滑油】
1 機械の接触部の摩擦を少なくするために用いる油。 2 物事が円滑に運ばれる仲立ちとなるもののたとえ。「労使間の—となる」
じゅん‐しょく【潤色】
[名](スル) 1 色をつけ光沢を加えること。 2 表面をつくろい飾ったり事実を誇張したりしておもしろくすること。「—を加える」「事件を—して伝える」 3 天の恵み。また、幸運。「あはれ—やと、...
じゅん‐たく【潤沢】
[名・形動] 1 ものが豊富にあること。また、そのさま。「—な資金」 2 しっとりとしてつやのあるさま。うるおいのあるさま。また、つややうるおい。「—を帯びた黒髪」「—な瞳」