お‐とく【汚涜】
[名](スル)けがすこと。「神域を—する」
こう‐とく【溝涜】
みぞ。どぶ。
しんせい‐ぼうとく【神聖冒涜】
「涜聖(とくせい)」に同じ。
じ‐とく【自涜】
[名](スル)「手淫(しゅいん)」に同じ。
せっ‐とく【褻涜】
[名](スル)けがすこと。また、けがれること。「戯文戯画を作り神明を—し」〈中村訳・西国立志編〉
とく【涜】
[音]トク(漢) 1 みぞ。用水路。「溝涜」 2 けがす。けがれる。「涜職・涜神/汚涜・自涜・冒涜」
ぼう‐とく【冒涜】
[名・形動](スル)神聖なもの、清浄なものをおかし、けがすこと。「神を—する」「附近に人が居るのを知ると、ハッとしてその—な口を緘(つぐ)んだ」〈菊池寛・忠直卿行状記〉