えど‐ひきまわし【江戸引き回し】
火刑・磔(はりつけ)・獄門などの刑を執行する前に罪人を見せしめのために江戸市中を引き回したこと。→引き回し
おかもとだいはち‐じけん【岡本大八事件】
慶長17年(1612)幕閣本多正純の与力でキリシタンの岡本大八が、肥前のキリシタン大名有馬晴信を偽って収賄し、大八は火刑、晴信も死罪に処された事件。江戸幕府の禁教政策のきっかけとなった。
カンポ‐デ‐フィオーリ‐ひろば【カンポデフィオーリ広場】
《Piazza Campo de' Fiori》イタリアの首都ローマにある広場。イタリア語で「花の野」を意味し、生花、野菜、果物の市が開かれる。反宗教改革の時代は処刑場として使われ、広場中央には...
げんな‐だいじゅんきょう【元和大殉教】
元和8年(1622)長崎立山におけるキリシタン迫害事件。宣教師や信者ら55名が斬首・火刑に処された。
シニョリーア‐ひろば【シニョリーア広場】
《Piazza della Signoria》イタリア中部、トスカーナ州の都市フィレンツェにある広場。中世以来フィレンツェの行政と文化の中心地だったベッキオ宮殿、ウフィツィ美術館に面し、ミケラン...
ジャンヌダルク‐きょうかい【ジャンヌダルク教会】
《Église Sainte-Jeanne-d'Arc》フランス北部、ノルマンディー地方、セーヌ‐マリチーム県の都市ルーアンにある教会。15世紀の百年戦争でフランスの勝利に寄与したジャンヌ=ダル...
ひ‐あぶり【火焙り/火炙り】
刑罰の一。罪人を火で焼き殺すもの。火刑。焚刑(ふんけい)。
ふん‐けい【焚刑】
火あぶりの刑。火刑。
まじょ‐がり【魔女狩(り)】
1 13世紀から18世紀にかけて、ヨーロッパの国家とキリスト教会によって行われた異端迫害。魔女として告発された者を宗教裁判にかけ、多くを火刑とした。カトリック・プロテスタントを問わず17世紀が頂...
やおや‐おしち【八百屋お七】
[1668〜1683]江戸前期、江戸本郷にいた八百屋の娘。天和2年(1682)の大火の際に避難した寺で寺小姓と恋仲となり、再会したい一心で放火して、火刑に処された。井原西鶴の「好色五人女」に取...