ひ【火】
《原題、(イタリア)Il Fuoco》アルチンボルドの絵画。板に油彩。縦67センチ、横51センチ。「四大元素」と総称される寄せ絵の連作の一。薪やろうそくなど、火にまつわるさまざまな物で構成される...
ひ‐あい【火相】
火の元。また、茶の湯で、火のおこりぐあい。「内蔵—よく念を入れ」〈浮・織留・五〉
ひ‐あし【火足/火脚】
火事などで、火の燃え広がっていく速さ。火の回り。「強風が—を速める」
ひ‐あそび【火遊び】
1 火をおもちゃにして遊ぶこと。火いたずら。「子供の—」 2 危険な遊び。特に、無分別な、その場限りの情事。
ひ‐あぶり【火焙り/火炙り】
刑罰の一。罪人を火で焼き殺すもの。火刑。焚刑(ふんけい)。
ひ‐あみ【火網】
焜炉(こんろ)の中に、燃料をのせるためにかけてある網。
火(ひ)危(あや)うし
昔、宮中などで、夜番の役人が見回りのときに発した言葉。「火の用心」の意。「あやしき男(をのこ)どもの声して、—など言ふも」〈源・浮舟〉
ひ‐あり【火蟻】
アリ科の昆虫。体長は働きアリで約2.5〜6ミリ。体色は赤茶色や黒色など。攻撃性が強く、腹部に毒針をもつ。刺されると激しい痛みがあり、アレルギー反応を起こすこともある。南米原産で、日本では特定外来...
ひ‐いれ【火入れ】
1 火力発電所・溶鉱炉などが完成し、初めて点火して操業を開始すること。 2 清酒・醤油の醸造過程で、加熱殺菌すること。清酒では腐敗を防ぐため、醤油では風味や色合いをよくするために行う。 3 土地...
ひいれ‐しき【火入れ式】
1 新しく梵鐘(ぼんしょう)を鋳造する儀式。 2 新しく神棚を設置する際の儀式。 3 家屋建造の際、かまどに初めて火を入れる儀式。