かこう‐こう【火口港】
火口に海水が浸入してできた湾を利用した港。伊豆大島の波浮(はぶ)港など。
かこう‐こく【火口谷】
火口壁の一部が崩れて浸食され、火口から麓に向かってできた谷。
かこうしゅうへん‐けいほう【火口周辺警報】
気象庁が発表する噴火警報で、警戒が必要な範囲が火口周辺に限られる場合に発表される警報の略称。
かこう‐せ【火口瀬】
火口またはカルデラの縁の一部が浸食されて、火口湖または火口原湖の水が流れ出す所。箱根山の早川や阿蘇山の白川など。かこうらい。
かこう‐ひん【火工品】
ある使用目的に適するように火薬や爆薬を加工・成形したもの。信管・雷管・実包・空包・花火など。
かこう‐へき【火口壁】
火口を囲む急峻(きゅうしゅん)な壁。
かこう‐らい【火口瀬】
⇒かこうせ(火口瀬)
か‐さい【火災】
火による災難。火事。「―に遭う」
か‐ざい【火罪】
戦国・江戸時代に行われた刑罰の一。罪人を市中引き回しのうえ、火あぶりにした刑罰。キリスト教信者やその他の重罪人に対して行ったが、寛保2年(1742)以降は放火犯にのみ適用。
かさい‐がん【火砕岩】
火山砕屑物(さいせつぶつ)が固結してできた堆積岩(たいせきがん)。凝灰岩・凝灰角礫岩(かくれきがん)など。火山砕屑岩。