あかし【灯】
《動詞「明かす」の連用形から》 1 ともし火。明かり。灯火。「町の—が其処にも此処にも見える」〈花袋・田舎教師〉 2 神仏に供えるともし火。灯明。みあかし。
あか‐ちょうちん【赤提灯】
《「あかぢょうちん」とも》店先に赤い提灯をつるした、安く酒を飲ませる大衆向けの店。居酒屋。一杯飲み屋。「—で一杯やる」
アセチレン‐とう【アセチレン灯】
アセチレンを燃料とする照明具。筒に入れたカーバイドに水を加え、発生したアセチレンガスにパイプの先で点火する。独特の臭いがある。
あみ‐あんどん【網行灯】
まわりの枠に金網を張った行灯。あみあんどう。
ありあけ‐あんどん【有明行灯】
夜明けまで、夜通しつけておく行灯。
アリストテレス‐の‐ちょうちん【アリストテレスの提灯】
ウニ類の口部にある咀嚼(そしゃく)器官。アリストテレスが、古代ギリシャ製の提灯に似た形のものとして初めて記載。
あんぜん‐とう【安全灯】
炭坑などで、爆発性ガスに引火しないように工夫された灯火装置。ランプの炎を目の細かい金網の筒で覆い、腰ガラスをつけたもの。
あん‐どう【行灯】
「あんどん(行灯)」に同じ。「—の光で少し縫物をして居ますと」〈蘆花・不如帰〉
あん‐どん【行灯】
《「あん(行)」は唐音》小型の照明具。木などで枠を作って紙を張り、中に油皿を置いて点灯するもの。あんどう。
アーク‐とう【アーク灯】
アーク放電を利用した光源。探照灯・映写機・製版などに利用。弧灯。弧光灯。アークライト。