はしら‐まつ【柱松】
1 一端を地中に埋めて庭上に立てて用いるたいまつ。はしらたいまつ。たちあかし。たてあかし。 2 盆の火焚き行事の一。柱の上に柴などをとりつけておき、下から小さいたいまつを投げて点火させる。投げた...
はな‐び【花火/煙火】
黒色火薬・発色剤などをまぜ合わせて筒や玉などに詰め、点火して破裂・燃焼させ、その色彩の美しさや爆音などを楽しむもの。打ち上げ花火・仕掛け花火・おもちゃ花火など、種類は多い。《季 夏》
ばく‐ごう【爆轟】
爆発的に燃焼するとき、火炎の伝播速度が音速を超える現象。ダイナマイトを雷管で点火したときや、雷汞(らいこう)などの鋭敏な爆薬に点火したときに起こる。デトネーション。
ばくはつ‐ガス【爆発ガス】
空気や酸素と混合し一定の割合に達すると、点火によって爆発する性質の気体。メタン・プロパンなど。
ばくめい‐き【爆鳴気】
水素2容積と酸素1容積との混合気体。点火すると爆音を発して反応し、大量の熱を発する。水素爆鳴気(酸水素爆鳴気)ともいう。同様に塩素と水素各1容積の混合気体でも起こり、塩素爆鳴気という。
ばっ‐かん【爆管】
薬莢(やっきょう)内の火薬に点火する装置。衝撃によるものと電気によるものとがある。
パーキング‐きどう【パーキング軌道】
人工衛星を静止軌道に乗せたり、宇宙探査機を地球の重力圏外に向かわせたりする前に使われる円軌道。高度約200キロメートル。静止衛星の場合、通常、一周する前の適切なタイミングで打ち上げロケットエンジ...
ひ‐いれ【火入れ】
1 火力発電所・溶鉱炉などが完成し、初めて点火して操業を開始すること。 2 清酒・醤油の醸造過程で、加熱殺菌すること。清酒では腐敗を防ぐため、醤油では風味や色合いをよくするために行う。 3 土地...
ひ‐ぐち【火口】
1 火事の、火の燃えはじめ。また、その場所。火元。 2 火をつけるための口。点火口。「かまどの—」 3 ガスバーナーなどの、燃料をもやして炎を出す穴。ほぐち。 4 火縄銃の火門(かもん)。
ひ‐なわ【火縄】
檜(ひのき)の皮、竹の繊維または木綿糸などを縒(よ)って縄を作り、これに硝石を吸収させたもの。火持ちがよいので点火に用いた。