ひなわ‐じゅう【火縄銃】
火縄によって発射薬に点火させて弾丸を発射する方式の小銃。15世紀後半にヨーロッパで発明され、日本へは天文12年(1543)ポルトガル人によって種子島(たねがしま)に伝来した。種子島。火縄筒。
火蓋(ひぶた)を切(き)・る
火蓋1を開いて点火の準備をする。転じて、戦いや競争を開始する。「選挙戦の—・る」 [補説]「幕を切って落とす」との混同で、「火蓋を切って落とす」とするのは誤り。
火(ひ)を入(い)・れる
1 かまどやストーブなどに火を付ける。また、そうして部屋を暖める。「暖炉に—・れる」「客間に—・れる」 2 火力発電所や溶鉱炉などに点火して、操業を開始する。 3 食品などを火で加熱する。「カレ...
火(ひ)を付(つ)・ける
1 点火する。「コンロに—・ける」 2 放火する。「空き家に—・ける」 3 騒ぎや事件のきっかけをつくる。また、刺激して感情を高ぶらせる。「暴動に—・ける」「怒りに—・ける」
フラッシュバルブ【flashbulb】
ジルコニウムやアルミニウムのワイヤーや、箔(はく)などの発光剤と点火剤・酸素などを封入した写真用照明電球。
フリントロック【flintlock】
火打ち石と火打ち金の出す火花によって点火する銃。17世紀から19世紀ごろまで使われた。フリントロック銃。
プラグ【plug】
1 電気コード先端の差し込み。コンセントに差し込んで、電気器具と電線とを接続する。→コンセント 2 ⇒点火プラグ
プレ‐イグニッション【pre-ignition】
自動車のエンジンなどで、シリンダー内部の局所的な高温により、点火プラグによる点火以前に燃料の混合ガスが自己着火する現象。異常燃焼の一つ。シリンダー内のオイルや、低品質の燃料による生成物などが熱源...
ぼう‐ばく【防爆】
可燃性ガスの爆発などを誘発するような火花が生じないこと。打撃時に火花が飛ばない工具や、回路が密閉されて電気火花が点火源にならないような電気機器などについていう。
マッチ‐ぼう【マッチ棒】
マッチの薬剤(頭薬)をつけた軸木。点火に用いる。