ぶ‐らい【無頼】
[名・形動] 1 正業に就かず、無法な行いをすること。また、そのさまや、そのような人。「—な(の)輩(やから)」 2 頼みにするところのないこと。「単孤—の独人になりて」〈十訓抄・二〉
ぶらい‐かん【無頼漢】
無頼な男。ならず者。ごろつき。
ぶらい‐は【無頼派】
第二次大戦直後の一時期、無頼的姿勢を示した織田作之助・坂口安吾・太宰治・石川淳・檀一雄らの作家に与えられた名称。新戯作(げさく)派。
ぶらいへいや【無頼平野】
つげ忠男の漫画。昭和50年(1975)発表。一人の女性をめぐってやくざ組織と対決する無頼漢の姿を描く。平成7年(1995)、石井輝男監督・脚本により映画化。出演、加勢大周、岡田奈々、佐野史郎ほか。
む‐らい【無頼】
「ぶらい(無頼)」に同じ。「—ノ党」〈和英語林集成〉