むろ‐じ【無漏路】
仏語。煩悩(ぼんのう)のない清浄な世界。悟りの境地。⇔有漏路(うろじ)。
むろ‐ち【無漏智】
仏語。煩悩にけがされていない智慧。迷いのない智慧。
むろ‐ほう【無漏法】
仏語。 1 煩悩(ぼんのう)のけがれのないあり方。倶舎論などでは、無為法と道諦(どうたい)とをいう。⇔有漏法(うろほう)。 2 無漏の妙法。仏法。
む‐ろん【無論】
[副]論じる必要のないほどはっきりしているさま。言うまでもなく。もちろん。「飛行機は—のこと、車も使わない」「—そのとおりだ」
モウマンタイ【無問題】
[感]広東(カントン)語で、「問題ありません」「大丈夫」の意。
もぎ‐どう【没義道/無義道】
[名・形動]人の道にはずれてむごいこと。非道なこと。また、そのさま。不人情。「田舎の客から—に金を絞りとる場面なども」〈里見弴・安城家の兄弟〉