じ‐やき【地焼(き)】
1 その土地で焼くこと。また、焼いたもの。「—の瓦(かわら)」 2 関西風の鰻(うなぎ)の焼き方。白(しら)焼きしたあと、ふかさずにそのままかば焼きにする。
ジンジャー‐ケーキ【ginger cake】
ショウガの風味をきかせた英国の伝統的なビスケット。クリスマスには星の形に型抜きして焼く。
すえ‐き【須恵器/陶器】
日本古代の灰色の硬質土器。一部轆轤(ろくろ)を利用して作り、穴窯(あながま)を用いて1200度くらいの高温で焼く。朝鮮半島から到来した技術により5世紀に誕生し、平安時代におよんだ。祝部土器(いわ...
すき‐やき【鋤焼(き)】
牛肉を豆腐やネギなどと一緒にたれで煮焼きしながら食する鍋料理。関東では牛鍋(ぎゅうなべ)ともよばれた。名は、鋤を鍋の代用にしたからとも、肉をすき身にして焼くところからともいう。《季 冬》「—の香...
すみ【炭】
1 木材を蒸し焼きにして作った黒色の燃料。焼くときの温度や使用する木材の違いにより多くの種類がある。木炭。「—をおこす」《季 冬》「—の香のなみださそふや二の替/万太郎」 2 木などが燃えて黒く...
すみ‐やき【炭焼(き)】
1 木を蒸し焼きにして木炭をつくること。また、その人。「—小屋」《季 冬》「—の顔洗ひ居る流かな/鳴雪」 2 炭火で焼くこと。また、その料理。「—ステーキ」「—コーヒー」
すみやき‐がま【炭焼(き)窯】
炭を焼くための窯(かま)。炭窯(すみがま)。《季 冬》
す‐やき【素焼(き)】
1 陶磁器を釉(うわぐすり)を施して本焼きする前段階として、成形・乾燥を終えた生素地(なまきじ)のものを低温で焼くこと。 2 釉を施さずに焼いた陶磁器。白焼(しらや)き。「—の祭器」 3 魚肉な...
せきらん‐うん【積乱雲】
十種雲形(雲級)の一。垂直に高く盛り上がり、大きな塔のように見える雲。上部には氷晶ができ、広がって朝顔状や鉄床(かなとこ)状になることが多い。雷雨を伴うことが多く、ときには雹(ひょう)を降らせる...
そら‐りんき【空悋気】
根拠がないのにやきもちを焼くこと。「一人留守寝の床の内…辛気(しんき)辛気の—」〈浄・鑓の権三〉