てり【照り】
1 日の照ること。「—が強い」 2 晴天。晴れ。「—が続く」 3 つや。光沢。「—を出す」「—のある材」 4 日本料理で、醤油にみりん・砂糖を加えて煮つめたたれ。焼き魚などに塗って、つやを出すの...
てり‐あ・う【照(り)合う】
[動ワ五(ハ四)]双方から照る。「雪に—・う瓦斯灯の光」〈一葉・別れ霜〉
てり‐あめ【照(り)雨】
日照り雨。天気雨。
てり‐あわ・す【照(り)合(わ)す】
[動サ五(四)]照らし合わせる。「そりゃあ時間表に—・すと分らないことはないだろう」〈泡鳴・断橋〉 [動サ下二]「てりあわせる」の文語形。
てり‐あわ・せる【照(り)合(わ)せる】
[動サ下一][文]てりあは・す[サ下二]照らし合わせる。「今夜の事実と—・せて」〈秋声・あらくれ〉
てり‐かえし【照(り)返し】
1 照り返すこと。反射。反照。「雪面の—が強い」 2 ランプ・電灯などの背面につけ、光力を増加させる凹面鏡。反射鏡。
てり‐かえ・す【照(り)返す】
[動サ五(四)]光や熱が反射する。また、光や熱を反射する。「西日が—・す」「夏日を—・すアスファルトの道」
てり‐かがや・く【照(り)輝く】
[動カ五(四)]《古くは「てりかかやく」》明るく光り輝く。美しく輝く。「朝日に—・く水面」
てり‐こ・む【照(り)込む】
[動マ五(四)] 1 日光が射し込む。「西日が部屋に—・む」 2 日光が強く照りつける。日照りが長く続く。「—・むと作物の生育によくない」
てり‐ごまめ【照り鱓】
正月料理の一。砂糖・醤油・みりんをまぜて煮つめた汁を煎(い)ったごまめにからめたもの。