くまのほんぐう‐たいしゃ【熊野本宮大社】
和歌山県田辺市本宮町本宮にある神社。旧官幣大社。主祭神は家都御子神(けつみこのかみ)。中世、熊野大権現と称し、修験道とともに栄えた。熊野坐(くまのにます)神社は旧称。熊野三社の一。平成16年(2...
くまの‐まがいぶつ【熊野磨崖仏】
大分県北東部、国東(くにさき)半島南部の豊後高田(ぶんごたかだ)市にある岩壁に刻まれた石仏群。田原(たわら)山(標高542メートル)の西側、熊野地区に位置する。6メートルの大日如来像や8メートル...
くまの‐まんだら【熊野曼荼羅】
熊野三山を描いた垂迹(すいじゃく)画の一種。熊野三所権現に対する信仰から生まれたもの。
くまの‐みずき【熊野水木】
ミズキ科の落葉高木。葉は対生し、卵状長楕円形で裏側は白色を帯びる。6、7月ごろに白色の小花を密集してつけ、果実は黒く熟す。
くまの‐もうで【熊野詣で】
熊野三社に参詣すること。熊野参詣。
くまの‐やまぶし【熊野山伏】
熊野三社を根拠地として修行する山伏。
ゆや【熊野/湯谷】
謡曲。三番目物。平宗盛の愛人熊野は、東国にいる重病の母を見舞うために帰国を願うが許されず、花見の供を命ぜられる。花見の宴で、母を案じる熊野の歌をきいた宗盛は哀れを感じて帰国を許す。 箏曲(そ...
ゆや‐ごんげん【熊野権現】
⇒熊野三所(くまのさんしょ)権現
熊野(ゆや)松風(まつかぜ)は米(こめ)の飯(めし)
謡曲の「熊野」と「松風」は米の飯のようにだれにも好まれる名曲であるということ。