くまのはやたま‐たいしゃ【熊野速玉大社】
和歌山県新宮市にある神社。旧官幣大社。主祭神は熊野速玉神。熊野三社の一。平成16年(2004)「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として世界遺産(文化遺産)に登録された。熊野新宮。熊野権現。熊野速玉...
くまの‐びくに【熊野比丘尼】
中世から近世にかけ、地獄極楽の絵解きをしながら、熊野三所権現勧進のため諸国を歩いた尼僧。小歌や俚謡(りよう)をうたい物乞いをして歩いた。のちには、売色を業とする者もいた。歌比丘尼。勧進比丘尼。
くまのプーさん【クマのプーさん】
《原題Winnie-the-Pooh》英国の童話作家ミルンによる童話集。1926年刊。著者の息子をモデルとした少年クリストファー=ロビンと、その友達である熊のぬいぐるみのプーたちが、森の中で穏や...
くまのほんぐう‐たいしゃ【熊野本宮大社】
和歌山県田辺市本宮町本宮にある神社。旧官幣大社。主祭神は家都御子神(けつみこのかみ)。中世、熊野大権現と称し、修験道とともに栄えた。熊野坐(くまのにます)神社は旧称。熊野三社の一。平成16年(2...
くまの‐まがいぶつ【熊野磨崖仏】
大分県北東部、国東(くにさき)半島南部の豊後高田(ぶんごたかだ)市にある岩壁に刻まれた石仏群。田原(たわら)山(標高542メートル)の西側、熊野地区に位置する。6メートルの大日如来像や8メートル...
くまの‐まんだら【熊野曼荼羅】
熊野三山を描いた垂迹(すいじゃく)画の一種。熊野三所権現に対する信仰から生まれたもの。
くま‐の‐み【熊の実】
スズメダイ科クマノミ属の海水魚。全長約15センチ。体は楕円形で側扁し、暗褐色で青白色の横帯がある。本州中部以南の岩礁にすみ、大形のイソギンチャクの触手の中に潜む習性がある。また、カクレクマノミ・...
くまの‐みずき【熊野水木】
ミズキ科の落葉高木。葉は対生し、卵状長楕円形で裏側は白色を帯びる。6、7月ごろに白色の小花を密集してつけ、果実は黒く熟す。
くまの‐もうで【熊野詣で】
熊野三社に参詣すること。熊野参詣。
くまの‐やまぶし【熊野山伏】
熊野三社を根拠地として修行する山伏。