とか・す【溶かす/解かす/融かす】
[動サ五(四)] 1 薬品や熱を加えて、固形物を液状にする。「鉄を—・す」「バターを—・す」 2 固形物に液体を加えてまぜあわせる。また、まぜあわせて均一の液体にする。とく。「絵の具を—・す」「...
と・く【溶く/融く】
《「解く」と同語源》 [動カ五(四)] 1 液体に他の固形物や粉末をまぜて、また、分離しているものをまぜて均質な液状にする。とかす。「絵の具を—・く」「卵を—・く」 2 (「鎔く」「熔く」とも...
と・ける【溶ける/解ける/融ける】
[動カ下一][文]と・く[カ下二]《「と(解)ける」と同語源》 1 固体が、熱や薬品などによって、液状になる。「氷が—・ける」「暑さでアスファルトが—・ける」 2 ある物質が液体の中に平均にまじ...
よう【熔】
[音]ヨウ(漢) [訓]とける とかす 鉱物がとける。とかす。「熔岩・熔接・熔鉱炉」 [補説]「鎔」は本字。
よう‐か【溶化/熔化/鎔化】
[名](スル)火にかけて溶かし、形を変化させること。また、火気のために溶けて形が変わること。「ガラスを高熱で—する」
よう‐かい【溶解/熔解/鎔解】
[名](スル)金属に火熱を加えてとかすこと。金属が火熱でとけること。「鉄を—する」
よう‐がん【溶岩/熔岩】
地下のマグマが溶融状態で地表の火口から噴き出しているもの。また、それが冷却・固結して生じた岩石。
ようがん‐えんちょうきゅう【溶岩円頂丘】
粘性の大きい溶岩が火口上に盛り上がったドーム状の火山。高さ数百メートルまでのものが多い。箱根山の駒ヶ岳など。溶岩ドーム。鐘状火山。トロイデ。
ようがん‐こ【溶岩湖】
地表に流出した溶岩が、くぼ地や火口にたまったもの。粘性が低い玄武岩質の溶岩からなるものが多い。ハワイ島のキラウエア、エチオピアのエルタアレ、バヌアツのアンブリム島のマルム火口の溶岩湖が知られる。
ようがん‐じゅけい【溶岩樹形】
流れ下った溶岩が樹木を包み込み、冷えた後に樹木の幹の形に穴になったもの。富士山麓、浅間山麓にある。