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燕頷虎頸の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

遠国の諸侯となる人相のこと。また、勇ましく勢いがあり、堂々とした武者の容貌ようぼうのたとえ。燕つばめのような頷あごと虎とらのような頸くびをもち、飛んで肉を食らうという人相ということから。▽「頷」はあご。「燕頷」は武勇にすぐれた人の骨相こっそうをいう。「頸」は首のこと。「虎頸」は太くいかつい首の意。
出典
『後漢書ごかんじょ』班超伝はんちょうでん
故事
後漢ごかんの班超はんちょうは、生まれつき燕のような頷と虎のような頸をしていた。若いころ雇われて筆書の仕事をしていたが、あるとき筆を投じて異域で戦功を立てて出世したいと志し、占い師に見せたところ、遠方で諸侯になる人相という。果たして、のち万里の外に遠征し戦功をあげ、定遠侯ていえんこうに封ほうぜられた故事から。

燕頷虎頸の解説 - 学研 四字熟語辞典

ツバメのようなあごとトラのような首を持った意で、遠国の諸侯となるような人相の持ち主。また、堂々として、すぐれた武勇の持ち主のたとえ。
故事
中国後漢の時代、班超はんちょうは生まれながらにしてツバメのようなあごとトラのような首をしていた。はじめ官に雇われて筆書の仕事をしていたが、ある日思い立って、戦功をあげて出世したいと志し、占い師に見せたところ遠方で諸侯になる骨相であると聞かされた。のち万里の長城の外で戦功を遂げ、定遠侯ていえんこうに封ぜられた。
出典
『後漢書ごかんじょ』班超はんちょう

燕頷虎頸の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

《「後漢書」班超伝から。燕 (つばめ) のような頷 (あご) と虎 (とら) のような頭を持った人の意》遠国で諸侯となるべき人の顔つき。封侯 (ほうこう) となるべき貴人の相。燕頷虎頭。

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