あつ‐かん【熱燗】
《古くは「あつがん」》酒の燗を普通よりも熱めにすること。また、その酒。《季 冬》「—に応へて鳴くや腹の虫/草城」
お‐かん【御燗】
「燗」の美化語。酒を温めること。「—をつける」
かん【燗】
酒を器に入れて適度に温めること。また、その加減。「—をつける」「—をみる」「熱(あつ)—」
じょう‐かん【上燗】
程よい酒の燗。また、その酒。熱燗と温(ぬる)燗の中間程度。
ぬる‐かん【温燗】
日本酒をセ氏40度前後に温めること。また、その酒。→熱燗
ひとはだ‐かん【人肌燗】
日本酒をセ氏35度前後に温めること。また、その酒。日向(ひなた)燗と温(ぬる)燗の中間程度。
ひなた‐かん【日向燗】
日本酒をセ氏30度前後に温めること。また、その酒。→温燗(ぬるかん)